建築条件付き土地を購入するにあたって
憧れのマイホーム・新築住宅の購入を検討していく途中で、
当初は建売の購入ばかりをイメージしていて考えてもいなかった「建築条件付きの土地を購入して、指定のハウスメーカー様や工務店さんで家を建てる」
という選択肢が浮上することがあります。また、そういった取引があること自体を知らなかったというお客様もいらっしゃいます。
建築条件付き土地とは、わかりやすく言えば、
売り手様が「この土地は我が社の施工で家を造ることを前提に売ります」というものです。
その際、建築条件付きの土地物件を購入するかどうかを考えるためには、
購入のメリットとデメリットを理解しておき、ご希望にあった取引であるかどうかを検討しなければなりません。
今回はその建築条件付き土地を購入するメリット・デメリットについて少し書きたいと思います。
「建築条件付き土地を購入するメリット」
●完成済みの建売住宅と違って建築中に施工不良の有無をチェックする事ができる
●建売住宅と比較して仕様レベルや間取りを変更できるので自由度が高い
建築中に施工の不良がないかを確認でき安心感を得ることができるというメリットがあります。ただし 、建築についての専門的知識が必要であるため、第三者建築検査業者の利用もあわせて検討するとよいと思います。
建売住宅と比べて間取りを変更したり、フローリング材やキッチンなどの設備のグレードを変更したりすることで、ご希望の住まいにより近づけることが可能になります。これが建築条件付き土地を購入し住宅建築をする最大のメリットだと言えるかもしれません。
「建築条件付き土地を購入するデメリット」
●指定があるので建築会社や設計者を自由に選べない
●間取りを自由に変更できると思ったら意外に制約が多いことがある
●仕様のグレードをあげることを断られることがある
●以上の結果、実質的に建売住宅とあまり変わらないことがある
建売販売の住宅でも、未完成物件であれば、壁紙クロスなどの内装材を変更できることがあり、
これと同程度の変更しかできない建築条件付き土地の取引も意外に多いのが現実です。
法規等の関係で建築条件付きとして販売されている物件は、このようなデメリットがあてはまることがあります。
もちろん、
二世帯で同居をしたいとか、家の中にに仕事場を設けたい、というような特殊な事情がある人にとっては条件さえ通れば好都合となる場合もありますし
前述のとおり資金されあれば、設備等のグレードにもこだわれるという長所もありますので悪い例ばかりではありません。
建築条件付きの土地を検討されている方は、
ぜひ今回の記事を参考にして、
より満足できる家を建てていただきたいと思います。
また、住宅の購入でご不明な点があれば、
お気軽にハウスドゥ葛原店のハウスエージェントにご相談ください！
